ネパール人の食事と作法 01/05/2007
ネパール人の食事と作法 01/05/2007
今日も日本人会ポカラ支部事務局長宮本さんのアイデアで始まります。決められた題材で意見を述べる日なのです、ネパール人は食事を手で食べます。
何しろ3度の食事はカレーが主体です、つまりダルスープ(豆のスープ)タルカリ野菜のカレー味、ご飯、アチャール漬物、が毎日続きます。
我々は同じ物が毎日続くのはいささか困りますが、それが違うのですこのダルスープ、ご飯、野菜のカレー味はそれぞれの家庭が独特の味付けで違います、しかしネパールに長く居る人には判りますが私たちにはわかりずらく何処でも同じ味に思えます。
ジョムソンの近くのタカリー族の人達が一番の味付けと言います、江戸前の握り鮨や讃岐のうどんといった具合いです。
ネパール人の殆どがいろいろ食べても最後にダルバート、タルカリが出ないと落ち着きません日本でもパンではどうもとか、ご飯に味噌汁がないト落ち着かないひとが居るのと同じような感じがするのでしょう。
海が有りませんから魚類貝類は有りません、牛は神様ですから食べられません、しかし水牛は違います、ネパール第一のご馳走“もも”(餃子の具)の需要に追いつかずインドから多くの水牛を輸入しております、豚もあまり好まれません、一番のゴチソーはマトン(山羊)、多く消費するのはチキンでしょう、チキンはなかなか美味しく特に放し飼いの地鶏は今後どうしてメニューに載せるか研究中です。
それと主食の米ですが世界のお米料理で最も喜ばれるのがバスマティーライスなのです特にフランス料理に代表されるお米はバスマティーでありコシヒカリではないのです、バスマティー種は水晶米とも言われ世界市場では珍重されております。
それが沢山取れるのですから美味しいはずです、コシヒカリでもやや山間部で水の綺麗な所が美味しいと言われるのが判るような気が致します。
ご飯に豆のスープを掛けて手で食べますお皿は平皿で誠に難儀な事になるのです、子供は散らかす、こぼす、それでも小学校に入る頃には何とかなるわけです、指先の感触も味の一つと言いますが是には何とも答えようがありません。
子供がこぼして拾って食べる、これは衛生上非常に心配です、せめてお匙を使うとか丼で食べるとか工夫があるべきですが其処がちがいます。
今後この辺を研究する人達が現れるでしょう、それと雑巾、布巾の区別は殆ど有りませんこの辺の事は余程キチントさせないと上手く行きません、テーブルを拭いた布でお皿を拭きます、家での習慣がそうなるのかと思いこの辺はレストラン部門で教育をされないと出来ない事でしょう、これからのネパールでは衛生面でも改良する事は沢山有ります、ミッションスクールなどは此処を重点にやりますが普通の学校はそうは行きません今後は其の方面でも大きな力が必要なのです。
お釈迦様が生まれた時代から余り変わらない状態かも知れません、衛生、栄養の進歩が望まれる食事の質と作法の問題です。
